河沼郡・会津若松市
  ご注意 ・季節や天候により水質が変わる場合がありますので、
 加熱処理をしてから飲用することをお勧めします。
・山道等は、動きやすい服装で足元に十分気を付けておいで下さい。
・みんなの自然を大切にして環境保全にご協力下さい。
ひろせじんじゃめぐすりぬま
10.広瀬神社目薬沼
(会津坂下町)

 坂下町から塩川方面へ車で走ると、田んぼ
 の中、右側にうっそうとした杜が見えてき
 ます。その杜に囲まれるように広瀬神社が
 あり、いくつかの沼が神沼として点在して
 います。
 目薬沼とは広瀬神社神沼の一つで、他に親
 沼、竈沼などの名があります。眼疾に効能
 があるといわれており、当村はもとより青
 木、青津村の養水となり、古くより地方開
 発の水利の神としても祭られています。


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さめがい
  11.醒が井 (湯川村)

 いにしえより、勝常寺(国宝)のお坊さん
 や、地元の人々の生活用水として重宝され
 てきましたが、水田の基盤整備により埋め
 られました。
 勝常時から車で2〜3分の所にある「醒が井」
 は、すぐ隣に阿賀川が流れています。清らか
 な川の水が地下水となって肥沃な湯川村をう
 るおし、人々の心もうるおしてきた湧き水に
 感謝して現在は石碑が残されています。


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 こわしみず
   12.強清水 (会津若松市河東)

 昔、里の村に働き者の父と怠け者の息子が
 いた。息子の悪さ三昧で、米も買えないあ
 りさまだったが、どうしたわけか父の山仕
 事の帰りはいつも酒に酔っていた。不思議
 に思った息子が跡をつけてみると、岩の間
 からあふれる清水を飲んでいた。息子は清
 水を酒にたとえて飲む父の姿に親不孝を悔
 やみ以降孝養をつくしたそうです。現在で
 も♪親はもろはく、子は清水(強清水)♪
 と、民謡会津磐梯山に唄われています。


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こうぼうしみず
  13.弘法大清水 (柳津町)

 昔、弘法大師様がこられて柳津の虚空蔵様
 を作られた。その時、柳津の人たちは弘法
 大師様を大切にあがめたので、弘法様はと
 ても喜ばれ、御礼にと錫杖で岩をどんと突
 くと岩から清水がたくさん出て銀山川に流
 れ込むほどになったそうだ。この清水は、
 水害があってもかれず、村人に大切にされ
 ている。
 昭和45年銀山川の堤防の嵩上げ
 工事のため、その姿を見る事が出来ません
 が、現在はポンプアップにより清水は従来
 道り大事な飲み水として利用されています。


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