未・申年生まれの守護霊
【金剛界大日如来】
運 勢
[ヒツジ年生まれの人]
総じておとなしく内気で、物事には慎重であり、気の弱い天性です。人との融和性がありますので、人づきあいはよく、きれい好きなので落ち着いた生活のできる人が多いです。
男子は、天性的にやさしく女性的な面が有り、スタミナを必要とする仕事には向かないですし、正直ですが献身的な動きが少ないので、人からあまり好感をもたれないことになります。
女子は比較的気の強いところがあり、ねばりもありますが、あまり表面に出ようとしない傾向がありますので、運勢の開けることも遅れがちとなります。特に弁舌はあまりうまくないので、相手に堂々と自分の意志を述べるというような勇気はありません。

[サル年生まれの人]
一般に頭のひらめきが早く、知恵があって事に当たっては機敏に立ち回りますし、言葉も巧みで社交もうまいという天性ですから、目上の人の信用もうけ、幸福をつかむことのできる天徳を持っています。
男子はいたって気の多い性質で、自分は何でもできるという自分の力を過信するところがあり、いろいろな事に手を出したがる癖があります。
女子はおしゃべりで交際も上手ですが、いたって小胆です。人の顔色を読むのは巧みで、その人の心に迎合するような無節操なところがあり、不義理なことも平気でやってのけます。
男女とも総じて器用で、言葉も巧み、社交の才もありますから、軽率な行動を慎み、不義理をせぬよう心掛ければ繁栄するでしょう。
相 性
ヒツジ年の人にとってネ年の人との相性は、きわめて悪いといえます。ところがサル年の人にとってはたいへんすばらしいといえます。
ヒツジ年の人とウシ年の人との相性はたいへん悪い相性です。サル年の人とトラ年の人との相性も極めて悪いといえます。
ウ年の人との愛情相性はかなり良いといえます。
ヒツジ年とタツ年、ミ年の相性は良い方に属します。サル年とタツ年との相性はたいへんすばらしいものといえます。しかし、サル年とミ年の相性はとても悪いのです。
ウマ年の人との相性は普通ですが、やや良い方に属するでしょう。
ヒツジ年とサル年同士の相性は、特別にいいというものでもなく、ごく普通の相性です。
トリ年の人との相性は悪くないといえます。普通よりやや良いという程度です。
ヒツジ年のひとはイ年の人と最高の愛情相性です。ところがイヌ年とはまあまあですが、阿弥陀如来のイ年との相性はたいへん悪いといえます。
金 運
ヒツジ年の人は、五十才前後に苦労が多く金運がやや衰えますが、晩年は安楽な余生を送る人が多いようです。
サル年の人は、中年期から金運は登り坂となり、その運がそのまま晩年につづいて安楽を得るでしょう。
適 職
ヒツジ年の人は総じて慈悲心に富む天性を生かし、神官、僧など、宗教家が第一の適職です。次に医師またはこれに属する職業が良く、官庁関係は中位で、商業は下位と判断されます。
サル年の人は、整理を主とする職が第一の適職で、次が一般商業、国会議員、市町村会議員、農業などです。医師や弁護士も合っており、一般の商売では、飲食業、料亭、手芸品商などは人気を得られ成功するでしょう。
病 気
ヒツジ年の人は、胸の痛み、水腫脚気、胃痛、逆上などに注意が必要です。また、ヒステリー症、頭痛、頭の病気、腰痛にも注意しなければなりません。
サル年の人は、眼病、肺病、耳鳴り、女子は難産などを起こすを常とします。このほか、逆上、頭の病気、口病、精神病などのおそれもあります。